6月 3rd, 2014
学生ローンの返済は2通りありますが、こちらでは一般的に使われている「元金自由返済方式」として説明致します。
元金自由返済方式は、文字通り1ヶ月に1度、最低利息以上であれば、毎月自分の都合に合わせて返済金額を自由に決められる返済方法です。
学生さんはアルバイト収入にムラがある為、学生ローンが考案した正に学生にとってうってつけの返済方法でとして、好評となっています。
便利な反面、毎月ダラダラと利息だけ返済していたのでは、いつまで経っても元金が減りません。
余裕がある時は、思い切って返せるだけ返してしまいましょう。
●友人に支払いを頼む場合の注意点
学生ローンの返済を、友人や家族に頼んで返済する人がいますが、この場合によくあるケースとして、頼んだ相手が自分の名前で振り込んでしまう事がよくあります。
そうすると
、もしその人と同姓同名の人が実際にお客としていた場合、その人の分に入金処理されてしまう可能性が非常に高くなります。
それを放置して何回も繰り返してしまうととんでもない事になりかねないので、十分注意するようにして下さい。
契約者の名前を入れる事、そして、会社ごとに設けられているルールを守ること(例えば名前の後に識別番号を付与するなど)を、しっかりと頭に入れておいて下さい。
毎月きちんと支払いをしているのに、督促状が届いたり、場合によっては信用情報機関に延滞情報まで登録されてしまいます。
くれぐれもこのような事がないよう注意して下さい。
自分で支払うのが一番ですが、どうしても人に頼む場合は、振込券でやってまらうと良いと思います。
●残高が減ると次回の利息がその分安くなります。
また、残高が減ったという事で、精神的にも楽になります。
万一、途中で足りなくなった場合は、追加で借りれば良いわけです。
追加で借りる手間はほとんどかかりません。
電話1本で済みますし、できれば借りたくないという心理が働きますので、その分節約しようという気にもなります。
どうしても足りなければ、追加で借りれば良いわけです。
●支払日に注意
学生ローンの毎月の支払日は、基本自分で決めます。
実際の返済は、支払日の前後数日間の間に返済する必要があります。
前後の日数については、各学生ローンごとに決まりがありますので、説明をよく確認するようにして下さい。
支払日より決められた日数以内に返済をしないと、延滞利息となってしまいます。
(利息以上の返済をすれば、次回からは通常利息に戻ります)
また、支払日よりもあまり早く返済をしてしまうと、臨時の返済となり、次回の支払日が翌付に移動しません。
そうすると、思わぬ延滞が発生してしまう恐れがありますので、注意が必要です。
毎月の支払日は、必ず覚えておくようにしましょう。
●完済(全額返済)の場合の注意点
全額返済の場合、実際に支払う日によって利息が異なりますので、まず入金前に電話で金額を確認するようにします。
適当に振り込んで完済したつもりでいると、実際はいくらか残っていて、思わぬトラブルになりかねません。
トラブルというのは、信用情報上の延滞情報です。
例え残高が1,000円でも、3ヶ月以上延滞すればその情報が登録されてしまいます。
逆のパターンもあります。
既に完済しているにもかかわらず、知らずに振り込み続けてしまうケースです。
もちろん、返してもらえますが、無駄な支払いは送金手数料も無駄になりますし、その間の手間も無駄になります。
送金料を払って貯金していると思えば良いのかもしれませんが、バカバカしいです。
全額返済をする際は、残高を確認してから返済するようにしましょう。